歯のマニキュアのメリット・デメリットを紹介

ホワイトニングの方法の一つに、「歯のマニキュア」というのがあるのをご存知でしょうか?
歯のマニキュアには、歯医者で施術をする方法と、市販のもので自分で行う方法の2つがあります。

即効性のある方法なので、気になっている方も多いのでないでしょうか?

歯医者でするマニキュアと自分でするマニキュアではどのような違いがあるのでしょう。

今回は、歯のマニキュアのメリットやデメリットについてリサーチします。

歯医者で行うマニキュア

歯科医院で行われる歯のマニキュアは、歯科専用のコンポットレジンという白いプラスチックを歯の表面に塗り光で固めることで、歯を白く見せる治療のことです。
別名「ホワイトコート」とも呼ばれます。
プラスチックと言っても、虫歯治療でも使われるものと同じ歯科用のプラスチックです。

ホワイトニングとは違い、塗るだけですので、1回の施術に掛かる時間は30分程度になります。

メリット

歯医者で歯のマニキュアを行う最大のメリットは、一度の施術ですぐに白い歯を手に入れられることでしょう。
ホワイトニングですと、理想の白さを手に入れるまでに、オフィスホワイトニングでも3回ほど行わないといけません。ホームホワイトニングですと数週間から数ヶ月掛かります。
これは、ホワイトニングは薬剤を歯に付けて漂白していく方法だからです。

それに比べマニキュアは、歯の表面をプラスチック剤でコーティングすることで白くするので、すぐに白くなります。好みの色合いを選べるので、理想の白さにできるのもメリットですね。

歯を削ったり薬剤を使うことがないため、痛みもなく、歯の表面が傷付くこともありません。

また、1回の治療で白くできるため、通院する必要がないというメリットも。時間はないけど、すぐに白くしたいという方におすすめです。

更に、ホワイトニングではできない銀歯や差し歯、テトラサイクリン歯なども白くすることができます。
ただし、銀歯をコーティングできるのは歯の側面だけになりますのでご注意ください。なぜなら、噛む面というのは噛むことですぐに剝がれてしまいます。また、自然の歯に比べると剝がれやすいそうです。

安定期の妊婦さんやお子さまでも行えますので、安心して施術を受けられます。

デメリット

デメリットは、やはり、ホワイトニングに比べると効果が持続しないことです。オフィスホワイトニングだと3~6ヶ月、ホームホワイトニングだと6ヶ月~1年程度、効果が持続します。

ちなみに、ホームホワイトニングの効果持続期間や、効果を長持ちさせるためのホワイトニングを行う頻度についてまとめていますので、ご覧ください。
>>ホワイトニングの頻度は?効果を長持ちさせるにはどのくらいが良いか

それに比べ歯のマニキュアは、1~3ヶ月程度しか効果が持続しません。剥がれてしまったら、歯医者で塗り直しをする必要があります。

歯にマニキュアをすることで、少し厚みができてしまいます。自然歯に比べ透明感も出にくくなるため、違和感を感じることも。

また、自費治療になりますので、1本につき3000円前後掛かります。マニキュアをできる歯の本数は、基本的に前歯8本程度と制限がある場合が多いです。

マニキュアを塗布するときには、痛みや歯の表面を傷付けることはありませんが、長期間の使用、繰り返しの使用により、歯がダメージを受けてしまいます。
また、マニキュアを剥がすときに歯に負担を掛けてしまうことも。剥がすときに歯医者を受診する必要があるので、少し手間が掛かります。

市販のマニキュア

歯医者に行かなくても、ドラッグストアや通販で歯のマニキュアを購入することができます。急に歯を白くする必要ができたときなどに便利です。

市販の歯のマニキュアには、ボトルタイプとペンタイプがあります。初心者には、使いやすいペンタイプがおすすめです。
また、携帯もしやすいので気になったときにすぐに塗り直しができます。

メリット

市販の歯のマニキュアの最大のメリットは、安いということでしょう。ドラッグストアなどで購入ができるため、手軽に試すことができます。1500~3000円程度。
好きなタイミングで塗ることができ、気軽に持ち運べるのもメリットの1つです。
剥がすときも専用のリムーバーがありますので、手間が掛からず、きれいに落とせます。

デメリット

デメリットは、効果が持続しにくいことでしょう。
歯磨きで落ちてしまうこともあるので、1日で落ちてしまうことも。ですので、何度も塗り直しが必要になってしまいます。
色を選べないことが多く、不自然になってしまうことも。

また、簡単に使えるとはいえ、自分で塗るときれいにできず、色ムラができてしまうこともあります。
きれいに塗ろうと思うと、使う人の器用さが必要になってきます。

市販のマニキュアは簡単に落とせるのですが、落とし残しがあるとその部分に汚れが付き、着色汚れの原因となってしまいます。

手軽である一方、塗るのが難しく、しかも落ちやすいので、手間が掛かるのがデメリットです。

歯のマニキュアのメリット・デメリットまとめ

・歯医者でも市販品でもすぐに歯を白くできるメリットがある。
・歯医者ですると1~3ヶ月効果が持続するが、市販品なら1日で落ちてしまうことも。
・剥がすときは、市販品ならリムーバーで簡単に落とせるが、歯医者で行ったマニキュアは落としに行かなければいけない。
・落とし残しがあると、着色汚れの原因になる。
・歯医者では1本3000円前後するが、市販品は1500~3000円で購入できる。
・自分で塗る場合は器用さがないと色ムラになりやすい。

歯のマニキュアは、手軽に1回の施術で歯を白くできます。その反面、効果が持続しにくいなどのデメリットも。
とはいえ、一時的に歯を白くしたいという場合にはおすすめの方法です。

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